株式会社TTSホールディングス
代表取締役社長/CEO 西 和己様
代表取締役 市川 瑞穂様
統括マネージャー 堀部 謙太様

TTSホールディングスは国内で唯一、軽自動車からトラック・バス、建設機械などに使われているターボチャージャーをリビルド・販売しています。
代表取締役社長/CEO 西 和己様(以下西)、代表取締役 市川 瑞穂様(以下市)、統括マネージャー 堀部 謙太様様(以下堀)に、ジャパントラックショー会場での反響や、商用車のアフターマーケット業界についてお話をうかがってきました。

御社製品やサービスの概要について教えてください。

代表取締役社長/CEO 西 和己様

代表取締役社長/CEO 西 和己様

西)創業当初は建機向けのターボチャージャーを扱っていました。ガソリン・ディーゼルを問わず様々なリビルドターボチャージャーを開発していましたが、トラック・バス業界で排出ガス規制をクリアしながら燃費確保するためエンジンの小型化が進み、2007年頃から2t以上のトラックが100%ターボ装着車として年間約20万台市場に投入されるようになってからは、当社売上げの7割以上をこうした商用車向けの製品が占めるようになりました。
現在では最新の電子制御式VGSから2段過給式ターボまで、ほとんどのトラックメーカーと車種に対応することができ、これまで再生が難しいとされてきたVG(可変ジオメトリー)ターボでは、当社独自の技術により新品部品を凌ぐ高い精度でリビルドを実現しています。

 

ジャパントラックショーをお知りになったきっかけとご出展の経緯をお聞かせください。

西)当社製品はさまざまなエンジンに使われるため、これまで色々な種類の展示会に出展してきました。トラック・バスに特化した展示会があれば、主力製品をもっとPRできると思っていたとき、昔からお付き合いのある出版社の方にジャパントラックショーをご紹介いただき、出展を決めました。
まずはTTSブランドの認知度を上げること。そしてターボチャージャーにリビルドという選択肢があることを広く知っていただきたい。ジャパントラックショーの来場者に物流事業者が多いことも決め手の一つになりました。

 

実際にご出展いただき、反響などはいかがでしたか?

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市)これまで数々の展示会に出展している中でも、一番来場者の反応が良いです。ブースでは色々と質問してくださる方が多いですし、日本国内では当社だけが持つ技術ですので、ほとんどの方はVGターボのリビルドが可能であることに驚かれます。
堀)2016年ではエンドユーザーである運送業者様が多かったですが、2018年では整備会社様やディーラー様ともお会いでき、販路開拓になりました。また決裁権をお持ちの方が多く、当社ブランドを知っていただきたい方々にダイレクトにPRできたと思います。

 

ジャパントラックショーが今後こうなってほしいと思うことはありますか?

西)バス分野の出展や来場者が増えるといいなと思います。大型車のターボチャージャーは共通する部品なので、さらなる需要が見込めると思います。
あとは多くの人が気軽に参加できるオープンな展示会であってほしいです。
市)連日行きたくなるようなイベントがあったらいいですね。堅苦しすぎない雰囲気がいいです。

 

今後の業界トレンドは何だと思いますか?

2018年出展時ブース

2018年出展時ブース

西)日本ではEVやハイブリッドに目を奪われがちですが、世界的にはダウンサイジングの方向に向かっています。低速トルクと高出力を両立したままエンジンを小型化するには、精度の高いターボ技術が欠かせないと思っています。
ターボチャージャーは停車・発進を繰り返す過酷な使用環境において故障しやすい部品です。長い年数・走行距離を走り続ける商用車において、アフターマーケット需要は今後も高まるでしょう。これまで非分解の新品部品が多く使われていましたが、新車の製造が終了すれば、やがてその部品の製造も終了します。リビルドは壊れた部分を修理再生し、お客様の交換部品費用を抑えることが最大の利点です。当社唯一の技術によって、今後も新たな選択肢をご提案していきたいと思っています。 

-西様、市川様、堀部様、貴重なお話をどうもありがとうございました。
協力:株式会社TTSホールディングス