金森株式会社
代表取締役 小塩 由希子様
取締役工場長 鶴崎 永里子様
そんな老舗メーカーがドライバーの快適な安眠の為に製造した「CABIN COMFY」。
ジャパントラックショー2018への出展の経緯や反響などを代表取締役の小塩 由希子様と取締役工場長の鶴崎 永里子様に伺いました。
なぜ老舗布団メーカーである御社がトラックの業界に進出されようと決められたのでしょうか。
鶴)弊社は布団の小売店もしていて、そこにトラック専用の布団を別注で作って欲しいという依頼が来たのが最初です。それを伺って、「そういうニーズもあるのか」と思い、作ってみる事にしました。
社長も工場長も女性でいらっしゃいますが、女性が多い職場なのですね?
小)今は女性が多く働いている職場ですね。
長い歴史の中で培われた技術をトラック専用布団に活かす上で、こだわった部分などはありましたか?
鶴)今までドライバーさんは既製品の毛布や布団をそのまま使っている場合があって、使いにくそうでした。それを、車内でもまるで家で寝ているかの様にぐっすり安眠できる布団を作ろうと思いました。
ただ、家の布団をそのまま転用すると、ホコリが多かったり暑かったりと問題点が多く、そういったお客様のご意見を元に一つ一つ改善をして今のラインナップになっています。
小)トラックショー に出展した時によく「トラック用布団というのは何が違うんですか?」と聞かれました。私たちとしては大きな違いはサイズですが、お客様はそれ以上の事も求めていらっしゃるのかな・・と思いました。
御社の将来のビジョンなどをお聞かせください。
小)高速道路などを見ていると、トラックはものすごい台数走っていて、大きな市場があると感じています。あわよくば走っている全てのトラックで使って欲しいな・・と思いますね。
鶴)ゆくゆくは全てのトラックに標準装備される布団になって欲しいと思います。
ジャパントラックショーをお知りになったきっかけとご出展の経緯をお聞かせください。
鶴)ちょうどCABIN CONFYを見せないといけないと思っていた時に、社長から良い展示会があると聞いて申し込みました。それまでは運送会社様にDM等を送りましたが、あまり反応は良くなかったので、チャンスだと思いました。
実際にご出展いただき、反響などはいかがでしたか?
鶴)こちらからお客様にお話がしやすくなりました。「ジャパントラックショーに出ていたんです」と言うと、お客様がお話を聞いて下さるようになりました。
小)今まで会えなかった人に会う事ができて、多くの知り合いを作る事ができました。
開催中は会場内を見て回ったり、出展者の方々やお客様と色々な会話を持つ事ができました。純粋に楽しかったです。
鶴)出展後にお客様とメールのやり取りをさせて頂き、同じくジャパントラックショーに出展しておられた企業様ともつながりを持つ事ができました。これは次も絶対参加すべきだと考えながら帰ってきました。
次回の出展に向けての新しい取り組みを教えてください。
鶴)次回は実際に寝る事ができるスペースを作ってみたいと思っています。体験ができるとより使ったみた時のイメージが湧く様になると思います。体験しないと分からないかもしれませんしね。
小)今新しい商品を開発しているので、次のジャパントラックショーには間に合うかもしれません。
ジャパントラックショーが今後こうなったらいいと思うことはありますか?
鶴)今回はとても居心地よく出展させて頂いたので、次回も同じ様に出展させて貰えたら良いと思っています。
小)ドライバーさんに直接体験して頂きたいので、ドライバーさんに多くお越し頂きたいですね。
-小塩様、鶴崎様、貴重なお話をありがとうございました。
協力:金森株式会社